【自作戦記】『東部戦線』第1部『ポーランド電撃戦』~『ファル・ヴァイス(白の件)』作戦発動!(2)~

1939年9月1日午前4時45分、ドイツ軍は遂にポーランド領内に侵攻を開始した。
西の空から、多くのドイツ空軍機が飛来しては東の空へと消えていき、野戦電話はけたたましくジリジリと鳴り続ける。

マウラー:「全員、配置に着け!」

班長のマウラー軍曹が、野戦電話の受話器を左手に持ち、レーダー達に射撃指揮班から流れてくる射撃諸元を伝える。

マウラー:「信管時限、秒時18.2、装薬5、方向2638、射角342!」

マウラーの射撃号令を復唱しながら、レーダー達は各々の仕事を遂行した。
まず照準手のレーダーは、照準眼鏡の目盛を2638にセットし、照準眼鏡を覗きながら旋回ハンドルを回し、眼鏡の中心線を、50mと100mの直線上に立てたポールに合わせる。
同時に射撃手のトラウペルは、水平儀の目盛を342にセットして、俯仰ハンドルを回す。
信管手のブッセは弾頭に信管を装着して信管秒時をセットし、装填手のフーバーは砲弾を火砲に装填して、閉鎖器を閉める。

「カシャンッ!」

砲弾の装填時の重みと衝撃によって微妙にずれた火砲の向きをさらに微調整すると、レーダーはマウラーに「準備よし!」と伝えた。
マウラーが「よぉーい!」と叫びながら右手を上げ、トラウペルは引き金に繋がったロープを持って構える。

マウラー:「撃てっ!」

マウラーが号令ととも上げていた右手を振り下ろすと、トラウペルが引き金に繋がったロープを引いた。

「ダンッ!」という大きな音とともに、砲弾が砲口から飛び出した!

砲弾は「キュ~ン!」と風を切る音を立てながら、雲の中にすぅっと消えていった。

トラウペルが「カシャンッ!」と閉鎖器を開けると、装薬が入っていた薬筒が「カラ~ンッ!」とよく響く金属音を立てて、閉鎖器から抜け落ちる。
やがて遠くの方で「ダァァ~ン!」という音が聞こえてきた。
レーダー達の撃った砲弾が炸裂したのだ。
何を撃っているのか、レーダー達にはわからない。
敵の対戦車砲陣地かもしれないし、機関銃座かもしれない、あるいはトーチカ(コンクリートで装甲された、防御用の建造物)かもしれない。
それを知っているのは、直接敵を見てレーダー達の撃っている弾を観測している前進観測班と、その情報を受け取って射撃号令を下す射撃指揮班、そしてその指揮班から号令を受けた、砲班長のマウラー軍曹だけだ。
戦砲隊は最前線から何kmも後方に離れていて、レーダー達には目標は見えないのだ。
これを「間接照準射撃」と言う。
それに対して、戦車や対戦車砲のように照準眼鏡の照準線を直接目標に合わせて撃つ方法を、「直接照準射撃」と言う。
しばらくして、再び射撃指揮班から射撃諸元が流れて来た。

マウラー:「方向2642、射角340!」

マウラーの号令の下、レーダー達は黙々と自分の仕事を続ける。

レーダー:「準備よし!」

マウラー:「よぉーい!・・・撃てっ!」

「ダンッ!」、マウラーの号令で、2発目の砲弾が発射された。
少し間を置いて、3度目の射撃諸元が流れてくる。

マウラー:「方向2640、射角341!」

レーダー:「準備よし!」

マウラー:「よぉーい!・・・撃てっ!」

それから20分程撃ち続けると、戦砲隊長がホイッスルを吹き、「撃ち方やめぇ!」と号令をかけた。
レーダー達砲兵隊は、どうやら目標の敵を制圧したようだ・・・
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[ 2009/09/29 18:00 ] 自作戦記:東部戦線第1部 | TB(-) | CM(2)

【自作戦記】『東部戦線』第1部『ポーランド電撃戦』~『ファル・ヴァイス(白の件)』作戦発動!(1)~

東の空が、段々と白みかけてきた。
ドイツ東部の各飛行場では、戦闘機、駆逐機、急降下爆撃機、双発爆撃機等の各航空機群が、出撃の号令が出るのを待っていた。
レオンハルト・ゴルニック少尉もその一人で、乗機であるメッサーシュミットBf110C駆逐機の計器チェックも終わり、出撃の合図が出るのを今か今かと待ちわびていた。
飛行場は、何十機もの飛行機のエンジンの轟音で、割れんばかりである。
ゴルニックは小隊長として、駆逐機4機を率いる。

ハルターマン:「小隊長、昨夜はよく眠れましたか?」

そう言って航法士のヨハン・ハルターマン軍曹が、周りの航空機のプロペラ音にかき消されない大きな声で、ゴルニックに話しかけてきた。

ゴルニック:「全然だな、ヨハン!」

ハルターマン:「俺もですよ、小隊長!」

そう言って、ハルターマンは笑った。

ハルターマン:「小隊長、居眠り運転だけは御免被りますよ!」

ゴルニックは23歳、ハルターマンは4歳年上の27歳。
年齢がゴルニックの方が年下なのは、ゴルニックが士官学校出のエリートだからである。
一方のハルターマンは、スペイン内戦を経験した叩き上げのベテランである。
それでもハルターマンは、ゴルニックを見下す事無く付き合ってきた。
ゴルニックはハルターマンを兄のように思ってきたし、ハルターマンもまた、ゴルニックを弟のように思ってきた。
年齢と階級こそ違え、二人はお互い気心を知った仲なのである。

パ~ンッ!
滑走路上に、信号弾が上がった。
いよいよ出撃だ!
先頭の機が、滑走を始める。
ゴルニックの機も、前の機を追って誘導路から滑走路へと向かって行く。
次々と列機が離陸していき、ゴルニックの小隊が離陸する番がやってきた。

ゴルニック:「いよいよだな・・・」

ハルターマン:「いよいよです。さぁ小隊長、肩の力を抜いて!」

そう言ってハルターマンは、ゴルニックを勇気づけ、滑走を促した。
ゴルニックはうなずいて、スロットルを引いた。
エンジン音が高くなり、プロペラの回転が早まると、ゴルニックの機はソロソロと滑走を始めた。
ぐんぐんとスピードが上がり、尾輪が持ち上がる。
操縦桿をゆっくり手前に引き寄せると、2人を乗せたBf110C駆逐機は、ふわりと空中に浮き上がった・・・
こうして飛行場の全部の駆逐機が離陸すると、駆逐機隊は編隊を組み、朝焼けの東の空へと消えていった・・・

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メッサーシュミットBf110C-4駆逐機
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[ 2009/09/22 18:00 ] 自作戦記:東部戦線第1部 | TB(-) | CM(2)

【自作戦記】『東部戦線』第1部『ポーランド電撃戦』~夏の終わりに・・・(3) ~

日付が変わり、8月26日となった。
レーダーも、オルブリッヒも、トラウペルも、皆がさっきまでは女の話で盛り上がっていたのに、今では皆、すっかり黙り込んでしまった・・・
家族や恋人や親友の写真を眺めている者、手紙を書いている者・・・普段のバカ騒ぎ連中からは想像もつかないほど、皆おとなしい。
マウラーもまた、砲脚の上に腰掛け、腕組みをして何か考え込んでいる・・・
皆が初めて経験する戦争に、緊張しきっている。
レーダー達誰もが今回のポーランドとのいざこざを、「単なる脅し行為」だと、そう思っていた・・・
まさか、本当に戦争をする事になろうとは、思ってもみなかった。
しばらくして、『火気厳禁』と書かれた札を貼った弾薬車が到着し、弾薬班が弾薬を運んで来た。
レーダー達は地面の上に雑毛布を敷き、その上に砲弾やら装薬やら信管やらを並べたりして、黙々と射撃の準備にとりかかる。
まもなく出されるであろう射撃号令に、レーダー達の緊張は頂点に達していた!
ところが・・・
どうした事か、いつまで経っても戦砲隊長から何の号令も流れて来ない。
明朝に攻撃開始と言ってたはずなのだが・・・?

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それから30分程して突然、野戦電話がカチカチと鳴り出した。
オルブリッヒが電話に出る・・・
さぁ、いよいよか!

オルブリッヒ:「・・・はい、わかりました・・・。マウラー軍曹、各砲班長は至急中隊本部に集合せよ、と言う事です。」

マウラー:「よし、わかった・・・」

そう言うと、マウラー軍曹は中隊本部へと出向いていった・・・

レーダー:「おぃオルブリッヒ、どういう事だ?」

レーダーがオルブリッヒに、不思議そうに尋ねる。

オルブリッヒ:「さぁね?俺にもサッパリわからん・・・」

それから30分程して、マウラーが中隊本部から戻ってきた。

マウラー:「ポーランド軍への攻撃は延期となった。しばらくココで待機だそうだ・・・」

オルブリッヒ:「マウラー軍曹、それは一体どういう事ですか?」

オルブリッヒが、不思議そうな顔をして訊いた。
それに対し、マウラーが事のいきさつを説明する。

マウラー:「どうやらイギリス、フランスの両国が、今度こそ本腰を上げてきたらしいな。イギリス=ポーランド間の相互援助条約により、もしドイツがポーランドに侵攻すれば、イギリスもドイツに宣戦布告する、イギリスがそう言って来たらしい。イギリスが参戦すれば、当然仲良しのフランスも参戦してくるだろうし、そうなれば東のポーランド軍と、西のイギリス・フランス連合軍とで俺たちは挟み撃ちになる・・・」

レーダー:「それで再びポーランド、イギリス、フランスと外交交渉ってわけですか・・・」

グリューマー:「そうなったら、俺たちもしかしたら戦争しなくて済むかも?」

そう言い出したのは、この班で一番年若いグリューマーだ。

無理もない・・・
ブラントとグリューマーはまだ新兵教育を終えたばかりで、部隊に配属されてまだ間も無く、戦争なんてしたくないという思いも人一倍であろう。

それを打ち消すように、マウラーが答える。

マウラー:「さぁ、そいつはどうかな?ただ一つ言える事は、今の状況は俺たちにとってかなり不利な状況で、もしこのまま戦争を始めれば、俺たちはまた20年前ノあの大戦争(第一次世界大戦)の二の舞になるかも知れない・・・という事だ。」

第一次世界大戦でも、ドイツはやはりイギリス・フランス連合軍相手の西部戦線と、ロシア軍相手の東部戦線の二正面戦争を強いられた。
さらに遠く中国では、ドイツの植民地であったシャントン(山東)半島でも、日本軍相手に戦っていた。
こうした多方面での戦争に加え、共産主義者たちが起こした革命も加わってドイツは負けたのだ・・・

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それから数日が過ぎた8月31日の夜、ポーランド国境沿いに待機していたレーダー達は、中隊本部に呼ばれていたマウラーから、重大な発表を聞いた。

マウラー:「いいか、よく聞け。明日、0445時、いよいよ俺たちはポーランドに侵攻する事が決まった。先に締結していた『独ソ不可侵条約』により、イギリス・フランス連合軍は出てこないだろうという上層部の判断の基に決定したそうだ・・・さぁ、いよいよだぞ!」

ヒトラーは共産主義を嫌っていたが、驚いた事に、その共産主義者の国、ソヴィエト連邦と8月23日に条約を結んでいたのだ!
グリューマーが言っていた「俺たち、戦争しなくて済むかも」という皆の望みは、脆くも崩れ去った・・・

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1939年9月1日早朝・・・
濃霧に包まれた空が白みかけてきたその時、前方の方で、戦車が一斉にエンジンをふかす音が聞こえて来た。
そして、西の空から爆弾を積んだシュトゥーカ(ユンカースJu87B急降下爆撃機)の一群が爆音と共にやってくると、その白みかけた東の空へと飛んで行った・・・
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[ 2009/09/15 18:00 ] 自作戦記:東部戦線第1部 | TB(-) | CM(2)

【自作戦記】『東部戦線』第1部『ポーランド電撃戦』~夏の終わりに・・・(2) ~

やがて目的地に着くと、レーダー達は班長マウラー軍曹以下全員で砲床工事を始めた。
操縦手のオルブリッヒ伍長は牽引車を林の中に隠し、あちこちから萱を刈ってきて、それを牽引車と火砲に付けて黙々と偽装。
その他の者は駐鋤溝を掘ったり、標桿を立てたりして火砲の設置に取りかかる。

夏も終わりとは言え、まだ残暑は強い。
作業をしている兵隊達の身体には、ドッと汗が噴き出してくる。

マウラー:「作業止め!10分休憩!」

マウラーが、休憩の支持を出す。
レーダー達は、砲脚や雑具箱など、その場の腰かけられる所に、一斉に腰を掛ける。

ブラント:「マウラー軍曹、レーダー伍長、オルブリッヒ伍長、コーヒー淹れますね。」

そう言って、一番下っ端のブラント二等兵とグリューマー二等兵が、『士気高揚セット』などと冗談めかしく書かれた食器箱の中からカップとインスタントコーヒーの袋と魔法瓶を取り出し、3人にコーヒーを淹れる。
その2人の作業を尻目に、砲脚に座ったトラウペルが、隣に座っているレーダーに話しかけてきた。

トラウペル:「レーダー伍長、さっきの話ですけどね。今度こそ絶対、来ると思うんですよ。」

レーダー:「何が?」

トラウペル:「何がって・・・戦争の事ですよ!そう上手い事が、いつまでも続く訳が無い!今度こそ・・・今度こそ絶対来ます!」

レーダー:「トラウペル、もう忘れるんだ・・・。もしお前の言う事が当たったとしても、果たして俺達に何ができる?俺達が政治を動かせるのか?なったらなったで、その時はその時さ!」

トラウペル:「レーダー伍長・・・。」

実の所、レーダーもまた不安なのだ・・・。

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その夜、レーダー達は陣地内で、こっそりと隠し持ってきたブランデーでチビリチビリとやりはじめた。
周りでは、もうキリギリスが鳴いている。
もう夜風は、すっかり秋の風だ。
こうして、1939年8月25日は過ぎて行った・・・

トラウペル:「ねぇレーダー伍長、今度は俺たちも『ローゼンベルク』に連れてって下さいよ・・・。」

トラウペルがレーダーに語り始めた。

レーダー:「お前らをか?そうだなぁ・・・トラウペルは色男で女ったらしだからなぁ・・・。オルブリッヒは車の運転が上手いし、やっぱダメだダメだ!」

レーダーがそう答えると、オルブリッヒが反論してきた。

オルブリッヒ「おいレーダー、そりゃぁ無いだろ。水商売の女は、皆のお友達なんだからな。女の独り占めは良くないぜ。」

そうこう言ってるうちに、中隊本部に出向いていたマウラーが、なにやら深刻な顔をして帰ってきた。

マウラー:「レーダー、オルブリッヒ、皆もよく聞け・・・。ポーランドとの交渉は決裂。我々は明朝、ポーランドへの侵攻を開始する。皆、覚悟しておけ、以上だ・・・。」
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[ 2009/09/08 18:00 ] 自作戦記:東部戦線第1部 | TB(-) | CM(2)

【自作戦記】『東部戦線』第1部『ポーランド電撃戦』~夏の終わりに・・・(1) ~

もう風も向きを変え始め、ヨーロッパの短い夏も終わろうとしていた。
ディートリヒ・レーダー伍長は20歳。
栗色の髪とグリーンの瞳の、ドイツ陸軍野戦砲兵の下士官である。

クララ「ねぇディートリヒ、また遊びに来てくれるよね?待ってるから・・・」

レーダー「あぁ、俺が無事に生きて帰って来れたらな。」

クララ「やだ・・・どうしてそんな事言うの?」

レーダー「ハハハッ!冗談だよ。じゃぁ、またな!」

105mm軽榴弾砲leFH18を牽引する3t牽引車sd.kfz.11の後部座席に揺られながら、レーダーは昨夜の夜遊びの事を思い出していた。
楽しい時間は本当に、本当にすぐに過ぎ去ってしまう・・・
酔った状態で昨夜22時に営舎のベッドに入り、今朝早く、突然の非常呼集で叩き起こされた。
寝不足と二日酔いで、頭がガンガンする。
昨夜の一時の夢物語を思い出してる所へ、向かい側の座席に座っている、射撃手のトラウペル一等兵が語りかけてきた。

トラウペル「レーダー伍長、何ニヤニヤしてるんですか?」

レーダー「べっ、別に何でもないよ!」

レーダーはハッと我に返り、慌ててトラウペルの疑問を打ち消した。

トラウペル「またクララさんの事ですね?女遊びも程々にしとかないと、そのうち全財産を持って行かれますよ。」

レーダー「わっ、わかってるよ!」

出逢いの機会が少ない軍隊では、恋愛の対象を酒場女に求める兵も、少なくは無い。
レーダーは顔を紅潮させながら、慌てて否定した。
すると、トラウペルは急に真剣な顔になって、話題を変えてきた。

トラウペル「ねぇレーダー伍長、まさか俺たち、本当に戦争なんかおっ始める気じゃないでしょうね・・・」

レーダー達は今、非常事態の為にベルリン郊外の駐屯地から、ドイツ東方の国境沿いへと向かっているのだ。
早朝の非常呼集も、その為になされた物だ。

フーバー「おいおい、そんなわけ無いだろ。今回もまた、ポーランドに対する脅しさ。ねっ、レーダー伍長。」

そう言って来たのは、レーダーの隣に座っている、装填手のフーバー一等兵だ。

レーダー「さぁ、そいつはどうかな?ラインラント、オーストリア、ズデーテン、チェコと、ドイツは今まで何度も危ない橋を渡って来た。今回もまた上手くいってくれればいいのだが・・・」

もちろん、領土問題や民族問題という物が、そんなに簡単に上手く行く事は無いと、レーダー自身も知っている。
しかしこれまでがギリギリの線を越えてきただけに、今度もまた上手く行くと信じたい思いもある。

ブッセ「そうだよな!確かに今までも何とかなって来たし、こんな戦闘車両だらけの俺たちを見れば、ポーランド軍もビビって音を上げるでしょ。おいトラウペル、お前ちょっと心配しすぎだぞ。心配のし過ぎは、心臓に悪いぜ!」

そう言ったのは、トラウペルの隣に座る信管手のブッセ一等兵だった。
それぞれの列の席の一番隅に座る、新米のブラント二等兵とグリューマー二等兵は、ただただ緊張した面持ちで、その会話を聞いているだけだった。
正直なところ、今回はどうなるかわからない。
しかし、皆が戦争の予感を肌で感じているのと同時に、戦争なんて起きっこないなどと言う根拠の無い楽観論で、自分達を慰めあっていた。
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[ 2009/09/01 18:00 ] 自作戦記:東部戦線第1部 | TB(-) | CM(2)

【自作戦記】『東部戦線』第1部『ポーランド電撃戦』~登場人物紹介~

ヒューゴ・ヴァルター(Hugo Walther)・・・・・・・・・・1918年6月21日生(21歳):ドイツ陸軍装甲兵伍長。38(t)戦車操縦手。

ディートリヒ・レーダー(Dietrich Roeder)・・・・・・・・・・1918年9月23日生(20歳):ドイツ陸軍砲兵伍長。105mm榴弾砲leFH18照準手。

ベルンハルデ・アルニム(Bernharde Arnim)・・・・・・・・・・1919年3月20日生(20歳):ドイツ赤十字看護婦。

フョードラ・シュパーギナ(Fedora Shpagina)・・・・・・・・・・1918年12月22日生(20歳):ソビエト空軍航空兵伍長。BB-1偵察/爆撃機後部機銃手。

シュペアリンク・・・・・・・・・・ヴァルターの上官。軍曹。38(t)戦車車長。
ルドルファー・・・・・・・・・・ヴァルターの部下。一等兵。38(t)戦車装填手。
ヴェヒスラー・・・・・・・・・・ヴァルターの部下。一等兵。38(t)戦車通信手。

マウラー・・・・・・・・・・レーダーの上官。軍曹。leFH18砲班長。
オルブリッヒ・・・・・・・・・・レーダーの同僚。伍長。sd.kfz.11牽引車操縦手。
トラウペル・・・・・・・・・・レーダーの部下。一等兵。leFH18射撃手。
フーバー・・・・・・・・・・レーダーの部下。一等兵。leFH18装填手。
ブッセ・・・・・・・・・・レーダーの部下。一等兵。leFH18信管手。
ブラント・・・・・・・・・・レーダーの部下。二等兵。leFH18砲手。
グリューマー・・・・・・・・・・レーダーの部下。二等兵。leFH18砲手。

マヤコフスキー・・・・・・・・・・フョードラの上官。曹長。BB-1偵察/爆撃機機長。

マインドル・・・・・・・・・・ベルンハルデの上司。ドイツ赤十字主任看護婦。
シャルロッテ・シュタウフェン(Charlotte Staufen)・・・・・・・・・・1919年2月4日生(20歳):ベルンハルデの同僚。ドイツ赤十字看護婦。

レオンハルト・ゴルニック(Leonhart Gollnick)・・・・・・・・・・1915年8月8日生(24歳):ドイツ空軍飛行兵少尉。Bf110駆逐機機長。

ヨハン・ハルターマン(Johan Haltermann)・・・・・・・・・・1912年9月25日生(26歳):ゴルニックの部下。ドイツ空軍飛行兵軍曹。Bf110駆逐機後部機銃手。

オリガ・アファナシエワ(Olga Afanasyeva)・・・・・・・・・・1915年6月30日生(24歳):ソヴィエト陸軍戦車兵少尉。BT-7(1937年型)戦車車長

ドミトリー・プラトノフ(Dmitriy Platonov)・・・・・・・・・・1912年4月15日生(27歳):オリガの部下。ソヴィエト陸軍戦車兵軍曹。BT-7(1937年型)戦車砲手

アレクセイ・リャーシン(Aleksey Ryashin)・・・・・・・・・・1913年1月20日生(26歳):オリガの部下。ソヴィエト陸軍戦車兵軍曹。BT-7(1937年型)戦車操縦手

クララ・・・・・・・・・・ベルリンのクラブ『ローゼンベルク』の酒場女
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[ 2009/09/01 12:00 ] 自作戦記:東部戦線第1部 | TB(-) | CM(2)

【自作戦記】『東部戦線』第1部『ポーランド電撃戦』~プロローグ~

第一次世界大戦も終わりに近い1918年11月4日、キール軍港での水兵の反乱を契機としてドイツ全土に革命が勃発!
11月11日、およそ4年間続いた未曾有の大戦争・第一次世界大戦は、遂に『ドイツ帝国』の崩壊という形で終結を迎えた。

1919年6月28日、ドイツはイギリス、フランス等連合国の提示する『ヴェルサイユ条約』に調印。
しかし・・・この『ヴェルサイユ条約』こそが、20年後に勃発する第二次世界大戦の遠因となる、極めて危険な条約なのであった。
この条約によりドイツは空軍を廃止され、陸軍は兵力10万人以下、海軍は艦艇保有数10万t以下に制限。
徴兵制度や参謀本部の設置も禁止され、戦車、軍用機、潜水艦の保有は一切ならず・・・という厳しい制約を強いられた。
さらに西プロイセンの喪失により、国土はドイツ本国と東プロイセンとに分断され、課せられた賠償金は1,320億マルク、その完済には1981年まで掛かるという極めて膨大な額であった。
経済面でも為替相場1ドル=4兆2千億マルクという途方もない経済混乱に見舞われ、さらに1929年10月、アメリカ・ニューヨークで発生した世界大恐慌が追打ちをかけ、ドイツ国内での失業者は600万人、扶養家族も含めると、その数およそ2,000万人にも達し、ドイツ国民の窮乏はもはや限界点にまで達していた。

一方、画家志望の一介の青年から志願して第一次大戦に参戦、戦後、ドイツ労働者党に入党していたアドルフ・ヒトラーは、その巧みな弁舌と能力によって党内でも次第に頭角を現し、1933年には首相に就任。
その翌年、遂にドイツ国内での全ての権限を手中に治める『総統』にまで昇りつめた。
失業者問題をいち早く解決したヒトラーは国民から絶大な支持を得、1935年、一方的にヴェルサイユ条約を破棄してドイツの再軍備を宣言。
空軍の保有や徴兵制度も復活させ、再び『強大なドイツの再建』を目指した。

1936年、スペインにおいて内戦が勃発すると、ヒトラーは反乱軍・フランコ将軍の援助を名目に自国の軍隊をスペインに派遣。
再建間もないドイツ軍の将兵に貴重な実戦経験を積ませ、戦場での新兵器実験を行わせる一方、近隣諸国においては「各地で抑圧を受けるドイツ系住民の救済」を名目に、次第に増殖する武力を背景に恫喝外交を実施、近隣諸国を次々と併合していった。
そして・・・その恐喝的な外交も頂点に達した1939年8月下旬、ドイツ東方、ポーランド国境沿いに陸軍45個師団、航空機約1,450機の大部隊が集結。
およそ6年間にも及ぶ史上最大・最悪の戦争、第二次世界大戦の火蓋は今まさに切って落とされようとしていた・・・
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ようつべカスタマイザ
[ 2009/09/01 06:00 ] 自作戦記:東部戦線第1部 | TB(-) | CM(0)

【自作戦記】『東部戦線』第1部『ポーランド電撃戦』~目次~

第1部プロローグ

第1部登場人物紹介

夏に終わりに・・・(1)

夏の終わりに・・・(2)

夏の終わりに・・・(3)

『ファル・ヴァイス(白の件)』作戦発動!(1)

『ファル・ヴァイス(白の件)』作戦発動!(2)

『ファル・ヴァイス(白の件)』作戦発動!(3)

『ファル・ヴァイス(白の件)』作戦発動!(4)

『ファル・ヴァイス(白の件)』作戦発動!(5)

ひとつの出逢い(1)

ひとつの出逢い(2)

ひとつの出逢い(3)

南進(1)

南進(2)

ブレスト・リトフスク要塞(1)

ブレスト・リトフスク要塞(2)

ブレスト・リトフスク要塞(3)

ソヴィエト軍の参戦

もう一つの出逢い

戦友との再会

ワルシャワの降伏

それぞれの道(1)
[ 2009/09/01 00:00 ] 自作戦記:東部戦線第1部 | TB(-) | CM(2)